妊活に関するお金の相談への思い

現在私には3人の息子がいますが、結婚してから長男を妊娠するまでに6年以上かかりました。

 

結婚したのは25歳のとき。

当時は「子どもはいずれ」という気持ちでいました。

妊活を意識したのは結婚4年目に入った28歳の頃です。

そこから病院へ通うこと3年。

31歳のときに体外受精と顕微授精の併用で長男を妊娠し、32歳で出産しました。

次男は凍結胚を移植し34歳で出産、三男は採卵をし直して体外受精と顕微授精の併用で36歳で出産しました。

 

治療中には本当にたくさんの悩みがありました。 

  • ちょっと病院に相談してみよう、という程度の気持ちで始めたため、不妊治療のステップについてあまり知らず、後から後悔しました。
  • 初診検査で夫婦共に異常が見当たらなかったため、まさか治療がこんなに長期化するとは思っていませんでした。
  • リセットするたびに泣いて、前を向いて治療に向かうのが大変でした。
  • ストレスが一因かも知れないのに、不妊治療自体がストレスになるという矛盾の中で苦しみました。
  • 通院のための時間を取ったり、薬の副作用でしんどかったりと、治療と仕事の両立の難しさを痛感しました。
  • 治療のために、当時勤めていた会社に勤務形態を変更してもらったため、家計に影響が出ました。
  • ステップアップのタイミングや治療のやめ時について相談する相手が夫以外にはいなくてとても悩みました。
  • 2人目、3人目を望んで治療を再開したとき、加齢に伴い妊娠しにくくなっていることを実感し、治療の長期化、高額化の不安がありました。

 

不妊治療は、肉体的、精神的、経済的、社会的な負担が大きく、本当につらいです。

そして、そのつらさや悩みを相談できる場が圧倒的に少ないと感じています。

 

最近ではカウンセラーがいる病院も増えています。

相談相手がいるとちょっと気持ちが楽になりますよね。

でも、カウンセラーには治療に関する悩みや不安は相談できても、お金の相談はできません。

 

一方FPにはお金の相談はできますが、不妊治療に詳しいFPはそう多くはありません。

不妊治療と一口に言っても、人によって治療の内容や期間が全く違います。

治療費の平均値は、あなたに必要な治療費ではないのです。

 

 

私は今になってみて、ああしておけば良かった、こうしておけば良かったと思うことがあります。

そして、あの時、夫以外に相談できる相手が1人でもいたらな…とも。

 

今の私には、不妊治療を経験したFPとしてお手伝いできることがあると思います。

 

ひとりでも多くの方が前を向いて妊活に取り組めるようお手伝いをしたい。

そんな気持ちから、妊活中の方、妊活を考えている方のためのお金の相談を始めました。

お金の相談だけでなく、気持ちを整理するお手伝いもします。

 

妊活中の方に限らず、これから妊活を考えている方、いずれは子どもをと考えている方からのご相談も受け付けています。

 

オンラインでのご相談も全国から受け付けております。

匿名でも結構ですし、顔を出す必要もありません。

お気軽にご相談ください。

 

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